学生のころに、なぜかあまり勉強する機会がなかった身だしなみ。
社会人なって、とても重要な項目にも関わらず。
そのため、面接などの大事な場面になったときに、どういう身だしなみや格好をするべきなのかを迷ったひとも多いのではないでしょうか。
失敗しないためにも、知識を頭にいれておきましょう。
Contents
なぜ身だしなみが重要なのか
ひとは見た目が9割とも10割ともいわれています。
それがわかるように、異性を好きになる場合見た目で選んでしまうことも多いもの。
つまり、外見によって見る人の印象が大きく変わってしまいます。
それが社会にでても、見た目で判断されてしまうというわけです。
しかし、学生ではそれをしっかり学ぶということはあまりありません。
ですから、自分自身で学ぶことが重要です。
昔と違い、いまはインターネットがあるため、何処でも気軽に身だしなみに関する情報を調べることができます。
身だしなみができているのかチェックしてみよう!
自分は絶対に身だしなみが完璧だ、なんて思っていませんか。
意外できていないケースが多いため、チェックしてみましょう。
清潔感
いちにもににも、身だしなみを決める要素といえば清潔感ではないでしょうか。
いくら自分が真面目で優秀だったとしても、不潔感が優先してしまっては、絶対に良い印象をもたれることはありません。
それは高級なスーツやネクタイ、シャツを着こなしていても、シワができていたり穴があいていたりしては台無しです。
私服ではシワ加工のシャツや、ダメージのはいったデニムなどがオシャレとして扱われますが、会社ではそうもいきません。
髪型はだれもが真っ先に気になる
寝起きのまま出社したような寝ぐせ。
美容院に何カ月も行ってないような、のびきった髪の毛。
いくら面倒だからといっても、ひとから目につく部分は最低限でもキレイに清潔にしておかなければなりません。
また、性別によって髪型の基準は大きく変わってくるため注意が必要です。
男性の場合は、顔全体がはっきり見えるように短髪にしましょう。
前髪が目にかかったり、耳にかかるくらいの長さはNGといえます。
えりあしが長くなってしまうのも、印象を悪くしてしまいます。
ワックスなどの整髪料をつけすぎるのもよくありません。
適度に髪を整えるくらいが理想的です。
基本的に男性は髪を短く保つことをしないといけないため、最低でも月に1回は髪を切りに行くようにしましょう。
女性の場合は、髪の長さに基準はありません。
しかし、ロングヘアーの場合は、髪をひとつにくくっておきましょう。
また、アクセサリーや髪留めを利用する場合は、派手なモノではなく目立たないアイテムを選びましょう。
髪色は職場によっても基準が異なるため、どこまで明るくしていいのかを聞くことがベストです。
明るくしすぎてあとで注意されるよりかは、よっぽどましといえるでしょう。
スーツ
スーツは職種や業種によって、着るのか着ないのかがわかれてしまいます。
しかし、就職や面接時にはかならず着用するため、スーツの着こなし方を知っておかなければなりません。
男性の場合、スーツの色は黒か濃紺がベター。
柄は無地かうすいストライプを選びましょう。
間違っても個性的なスーツを選択しないように。
ジャケットは、3つボタンか2つボタンのどちらかがメインに販売されています。
基本的には3つボタンが無難ですが、近年ではシルエットを重要視するようになり2つボタンが主流になりました。
デザインやシルエットでどちらを選択するのかを決めましょう。
女性の場合も、スーツの色は黒や濃紺を選ぶのがベストです。
また、涼しくなる時期にかけては、ベージュやライトグレーなどを選択しみてもいいでしょう。
ジャケットは、可能な限り体のラインを強調されないサイズを選ぶこと。
スカートの場合は、イスに座ったときにヒザが隠れるくらいの丈が無難です。
当然ですが、丈の短すぎるスカートやスリットの入りすぎは、ビジネスシーンでは絶対におすすめできません。
もし、スーツを毎日着るような仕事であれば、1着ではなく何着か用意しておきましょう。
顔まわり
髪型同様にいちばん最初に見られるところは、顔まわりです。
顔まわりの手入れができていないと、清潔感がまったくないと思われてしまいます。
男性の場合、ヒゲは毎日必ずそりましょう。
少しでも気を抜くと無精ヒゲがはえてしまい、あきらかに手入れしていないことがバレバレに。
とくに、ヒゲがのびやすいひとに限っては、毎朝手入れすることが重要です。
クツ
足元だからといって、おろそかにしてしまうとよくありません。
あまりじろじろ見られる部分ではありませんが、少しの気のゆるみがそこに現れてしまいます。
たとえば、クツにホコリや汚れがついてしまうことはよくあることです。
また、かかとが削れっぱなりになったり、つま先が摩擦によってはげてしまったりもNGです。
可能な限りお手入れをするか、新しいクツを購入するようにしましょう。
もし金銭的に余裕があれば、2足ほど購入し、ローテーションすることも重要です。
クツは毎日同じものをはくと、むれてしまいますし劣化もはやくなってしまいます。
ですから、人間とおなじようにクツも休ませるようにしてください。
結果的に、クツも長持ちします。
カバン
カバンは小さすぎても大きすぎてもいけません。
できれば、A4サイズの書類が収まるようなサイズのカバンを選ぶとベストです。
最近ではリュックを選ぶひとも増えていますが、無難に手提げタイプのカバンを選んでおきましょう。
色はブラックやブラウンを選び、素材は合皮や本革がベターです。
間違ってもナイロン系を選ばないようにしましょう。
カバンのなかにいれておきたいもの
身だしなみが完璧にできても、カバンのなかに必要なモノが入っていないと意味がありません。
たとえば、名刺入れやスケジュール帳、筆記用具はもっておきたいところ。
それ以外にも、ハンカチやティッシュはカバンのなかにいれておくようにしましょう。
また、昼食後のエチケットとして、歯ブラシセットなどもいれておくとベストです。
口臭や体臭には気をつけよう
身だしなみが完璧だったとしても、外見だけ良くても意味がありません。
それは中身も重要ということです。
しかし、気をつけているつもりの口臭や体臭は自分では気づかないもの。
もし、口臭や体臭がひどい場合は、いくら外見が良くても受け入れられないものです。
ですから絶対に自分は臭くない、という勝手な思いこみをしてはいけません。
それは可能な限り対策をした場合のみです。
これらの体臭や口臭はしっかりケアすることで、改善することができます。
当たり前ですが、毎日お風呂に入ること。
また、できる限りニオイのキツイ食べ物は口にしないようにしましょう。
とくにニンニク系は、自分でも気づかないくらい強烈なニオイを発します。
美味しいからといって、食べるのはひかえましょう。
簡単にできる口臭対策は、朝晩の歯磨きをすること。
どうしても気になるのであれば、昼食後にも歯磨きをしておくことがベストといえます。
まとめ
身だしなみは、当たり前のようであり当たり前のようにわかっていません。
社会にでると、もっとも重要なのが身だしなみにも関わらず。
どんなひとにも良い印象を与えられるように、つね日頃から身だしなみをチェックし、完璧に見せられるようにしておきましょう。
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