仕事に関わらず何かしらのミスをして、激しく落ち込んでしまったひとは非常に多いのではないでしょうか。
当然、落ち込み具合がすさまじいと、表情にもあらわれますし、すべてにおいてモチベーションが下がってしまいます。
つまり、落ち込んだことでなにか得られるものはない、ということです。
ですが、どんな完璧な人間さえも、ミスはしているものです。
そこで、仕事でミスしたときにどうやってくぐり抜けるべきなのか。
どうすれば気にせず前向きな行動ができるのかを、見ていきましょう。
合わせて読みたい働きやすい会社なんて存在しない!不満のない会社で働くためには
Contents
仕事でミスばかり!なぜ多くなってしまうのか
仕事でミスしてしまうのは、悪いことではありませんし、もはや仕方ありません。
それは、どんな天才だったとしても、ミスのひとつやふたつはするからです。
しかし、ミスをしてしまった結果、怒られたり気まずい空気になってしまうのは事実です。
では、なぜ仕事でミスをしてしまうのでしょうか。
それが解決できれば、ミスの回数は大きく減少するはずです。
メモを取らない
当たり前のことですが、仕事を覚える立場であれば何事も耳を傾けなくてはなりません。
それが全て記憶できればいいですが、絶対に無理といえるでしょう。
そこで大いに役立つのがメモというわけです。
メモはどのような種類でも構いません。
自分が使いやすいものであればベストです。
しかし、せっかく上司や先輩が大切な話をしているのに、メモをまったくとらないひとが少なからず存在しています。
聞き流す程度の話であればいいですが、ときには大切なことも教えてくれます。
その時点でしっかりメモをしておかないと、今日覚えていたとしても明日はすっかり忘れてしまう可能性があります。
話の内容を思い返すためのメモです。
うまく活用してください。
ミスをしても対策を練らない
ミスが減らない理由として、根本的にミスの対策を練らないからではないでしょうか。
もちろん、気にしないことがいちばんですが、対策を練らないとまた同じところでミスをしてしまう可能性があります。
同じことでミスを連発してしまっては、無駄に怒られてしまうことでしょう。
ですから、なぜミスをしてしまったのかを考える必要があります。
自分で考えてわかるようなイージーミスであれば自己解決をし、難しいようであれば先輩や上司に相談することをおすすめします。
ミスを余計に気にしてしまう
いちどミスをしてしまうと、それが気になって立て続けにミスを連発してしまうものです。
ですから、いつまでもミスを気にしててもなにもはじまりませんし、マイナスなことしか残りません。
瞬時に気持ちを切り替えてミスを気にしないことも、重要なポイントといってもいいでしょう。
わからないことをそのままにしてしまう
わからないことをそのままにしてしまう場合にも、ミスは起こってしまいます。
たとえば、先輩や上司に質問しなかったり、面倒だからといって自己解決してしまったり。
自己解決で正解していればいいですが、絶対にそうとは限りません。
間違った認識で仕事を進めてしまった結果、ミスが発生してしまうということです。
ある程度、一人前に仕事ができるようになれば自分で解決しなければいけません。
しかし、そうではない場合は少しでも疑問があれば先輩や上司に質問していきましょう。
すべてのことが理解できれば、おのずとミスをする確率はずいぶんと減ってくるでしょう。
ミスをなくすためにしておきたい対策とは
では、ミスを極力なくすためにはどのような対策をすればいいのでしょうか。
メモは書いただけにならないこと
とりあえず上司から聞いた話の内容をメモしただけ、なんてことになっていませんでしょうか。
話を聞いて書いただけでは、メモの意味が全くありません。
何度もメモしたことを読み返して、理解していくことが重要です。
また、急いでメモをした結果、文字がグチャグチャになってしまう可能性もあります。
そのため、メモした後にすぐ読み返して、記憶のあるうちに読みやすく、そして見やすく書き直しましょう。
そうすることで、1カ月後にメモを読み返したとしても、しっかり理解できるはずです。
ミスをチャンスととらえよう
ミスをしたからといって、ずっと落ち込んでいても仕方ありません。
落ちこんでいたからといって、なにかメリットがあるわけでもありません。
逆に、ミスしたことをチャンスととらえることが重要ではないでしょうか。
失敗は成功のもと、とよくいったものです。
ミスも失敗ですから、それを成功につなげていけると考えてみてはいかがでしょうか。
どんな成功者でも、失敗を繰り返してそれを理解し、おなじことをしないようにして成功しているわけです。
ミスもまた同じです。
ですから、ミスをしたとしても前向きに考えることで、成功へのきっかけがみえてくるといえるでしょう。
頭の中でシミュレーションをしておく
可能な限り、ミスは最小限にしたいものです。
なにも考えずに勢いだけで行動するのは大切ですが、それでは行き当たりばったりになってしまいます。
ですから、何か行動を起こす前には落ち着いて何をするべきなのかを考えておくべきといえます。
これを実行すれば、このようなミスが起きる可能性があるなど。
ある程度の先読みをしておけば、ミスが回避できるといってもいいでしょう。
ただし、これには経験と勘が必要です。
余裕をもって行動すること
仕事量がどんどん増えてくると、ひとは余裕がなくなってしまいます。
いつまでにこの仕事を完了させないといけない、という焦りがでてくるもの。
当然、焦ってしまうと判断が鈍ってしまうためミスが発生しやすくなります。
もし、自分のキャパ以上の仕事が舞い込んできたのであれば、素直に上司へ相談しましょう。
また、ある程度このようなことが予測できるのであれば、余裕をもって仕事を片付けておくことも重要です。
何事にも落ち着いて行動できれば、必然的にミスは減っていくでしょう。
なにをするにしても責任感をもつこと
イージーミスをしてしまうということは、ある程度気が緩んでいる証拠ともいえます。
予期せぬミスはいたしかたないでしょう。
しかし、一瞬の気のゆるみがミスを発生してしまう原因にもなりかねません。
仕事中はずっと集中することは難しいですが、大事なときこそ集中して責任感をもった行動をするべきといえます。
その集中力があれば、イージーミスはなくなるといえるでしょう。
気分転換の時間をつくること
やはり、人間はずっと集中することができない生き物です。
集中すればするほど、時間の経過とともにそれが欠落していきます。
ですから適宜、リフレッシュをする時間をつくることも大切です。
たとえば、その場所から一時的に離れてみたり。
トイレに行くわずかな時間でも、リフレッシュできるといえるでしょう。
まとめ
仕事でミスをしてしまうのは、仕方がないという割り切った考えは大切です。
深く悩んでしまうのだけは、絶対にやめておきましょう。
しかし、ミスの原因をそのままにしておくと、また同じところでミスをしてしまい、変な罪悪感に襲われてしまうでしょう。
そうならないように、なぜミスが起きてしまったのか。
どうすればそれがなくなるのかを考え、行動するようにしてみてはいかがでしょうか。
「役に立った!」と思ったらいいね!してね(^-^)