神戸市は、待機児童解消に向けて保育士や幼稚園教諭を確保するため、一時金支給や家賃補助など人材確保策のアピールポイントを「5つのいいね」と銘打った大型広告を、市営地下鉄三宮駅の改札前に張り出した。8日に神戸市中央区の神戸国際展示場で、市内の幼保施設が集まる合同就職フェアがあり、参加を呼び掛けている。
神戸市の保育士の有効求人倍率は今年1月で2・46倍。全国平均3・38倍、東京6・43倍と比べると低いが、前年より高くなっているという。
神戸市は改札前の柱巻き広告のスペースなどを活用。これまでは、保育士や幼稚園教諭の養成校などにチラシを配っていたが、結婚、出産などで退職した「潜在保育士」にも広く呼び掛けるため、初めて広告の張り出しを企画した。
実際に神戸市内で就職した保育士らの写真と、「決めては『手厚い一時金』でした」などの理由を添えた。一時金は市内で採用されると7年間で最大140万円を受け取れる。ほかに、保育士らの宿舎を借りあげる施設に対し、月最大8万2千円(最長5年間)の補助や、保育士資格試験の学費に最大15万円の補助などの制度を紹介している。
広告は同市中央区・三宮だけでなく、JR大阪駅や西宮市、明石市の主要駅にも張り出している。
【引用元】神戸新聞
神戸市の保育士求人は保育のせかい
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